2009/07/02

[百年の愚行]




この[百年の愚行]という大型の本をくれたのは砂漠緑化プロジェクトで、一年の大半を砂の国で暮らす叔父でした。




叔父はアフリカの小さな村のキャンプで、スタッフの一人からもらったのだとか…
たくさんのひとが手にしたり砂嵐にあったりしたせいか、私がもらったときはかなり傷んでいたけど、ページを開いた瞬間に魂を奪われたような気持になったこと、いまでもはっきり覚えてる。砂漠の緑化プロジェクトにいつか参加したいと考えるようになったのは叔父の影響だったけど、[eco]というコトバ、行為に強く反応するようになったのは、この[百年の愚行]のせい、かも。



この本をつくったひとたちのことが知りたくてウェブをたどったら、[21世紀を新たな愚行の百年にしないために]というページ↓があって、
http://www.thinktheearth.net/jp/projects/
この本が[Think the Earthプロジェクト]のひとつだと知った。たくさんの人たちがメッセージを寄せていて、そのひとつひとつに刺激された。そのなかで音楽家の坂本龍一さんはこんなふうに書いている。
「過去を知ることは現在を知ることであり未来を知ることである。また未来はただやって来るものではなく、この一瞬一瞬われわれが作るものである。われわれ人間は、ホモ・エレクトゥスなどからうけついだ巨大な脳を使いこなし、過去の過ちを正しそれをくりかえさずに、より良い地球を将来世代に手渡す義務がある。20世紀に人類は科学技術を謳歌したが、同時に大量殺戮、大量廃棄、大量伐採など、自然にも人間自身にも大きなツケをもたらした。さて、これらの問題群を人類はいかに解決していくか。われわれは現在その分水嶺にいる」

それと同じプロジェクトに[live earthライブアース]っていうケータイ用のアプリがあって↓、
http://www.thinktheearth.net/jp/projects/liveearth/
太陽がつくる昼夜の影が時刻とか季節とリアルタイムで変化していくやつ。これ、私のケータイに入れて、とぎとき見てる。なんか、地球と私とがいつもつながっているみたいで、フシギな気持にさせられる。

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